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雪見露天風呂の写真

【十勝地方】温泉を旅の目的にしたいおすすめ秘湯3選!

 

北海道十勝といえば、モール温泉の十勝川温泉が有名ですが、

他にもいい温泉があります!

まさに秘湯!というところや、ちいさな温泉街などなど。

泉質自慢の、お風呂のためにその場所へ訪れたいような十勝地方の温泉3か所

・山の宿 野中温泉

・然別峡かんの温泉

・糠平温泉郷

について詳しくご紹介します!

 

 

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山の宿 野中温泉はまさに秘湯!

 

山の宿 野中温泉は、

日本百名山でもある雌阿寒岳の麓

オンネトー湖の近くにある

自然に囲まれたお宿。

 

 

 

大正3年に開湯した

歴史ある温泉宿です。

 

 

日帰り温泉もあるので近くを観光する際、

温泉好きなら立ち寄るべき場所だと思います!

 

 

山の宿 野中温泉の基本情報

 

所在地:〒089-3964  北海道足寄郡足寄町茂足寄159

 

 

TEL:01562-9-7321

車でのアクセス

道東自動車道足寄ICで下車。

国道241号線を阿寒方面へ進みます。

 

オンネトー湖の看板を右折、道なりにすすむと宿に到着します!

足寄ICからは約50分の道のりです。

駐車場は無料です。

 

 

公共交通機関でのアクセス

JR釧路駅より阿寒湖畔行きバスで約2時間、

終点で下車します。

そこからタクシーを使用し約20分の道のりです。

 

 

日帰り温泉について

 

営業時間:9:00~20:00

料金:大人350円

 

源泉かけ流し!硫化水素ガスがすごいお風呂

こちらの温泉は、

とにかくすごいです。

 

 

というのも、温泉の泉質に詳しくなくても、

温泉が濃いというか、

ここは他とは違う!

というのがわかるお風呂でした。

 

 

この温泉は、高血圧症・動脈硬化症・糖尿病などなど

さまざまな効能があるとされています。

 

 

この宿の2代目、野中正造さんは

ギネスワールドレコーズに

存命中の最高齢男性として112歳259日で認定されています。

 

 

野中さんは2019年1月に亡くなられましたが、

その長寿の秘訣が温泉なのではと言われているそうです。

 

 

 

 

硫化水素ガスが多く、換気必須なので

窓をあけたままお風呂に入るよう

注意書きがされています。

 

 

というのも、

以前はこの宿の近くにもう一つ宿がありましたが、

硫化水素ガス中毒で倒れた方がいて、

廃業になったそうです。

 

 

 

なので入るときは、長湯しすぎずに

休憩しながら入るなど気を付けましょう。

 

 

ちなみに私が訪れた時は冬だったので、

窓にはつららができていました!

 

 

かなり冷たい空気と

あたたかい温泉で温度差はかなり激しめでしたが、

とても気持ちよかったです♪

 

 

そしてこちらのお風呂には

シャワーやカランなどはありません。

 

 

なので髪を洗ったりする場合は

温泉のお湯か洗面所になります。

 

 

宿泊予約サイトの説明では、

温泉成分が強く、石鹸は効かないと書いてあるほどです!

 

 

 

また、お風呂とは関係ないですが、

この宿にはあらゆるところに猫がたくさんと、

食堂には大型犬が1匹いました!

 

 

 

私は動物好きで、特に犬が好きなので、

動物にも癒されました♪

 

 

野中温泉は、

場所、お湯含めて秘湯と言える温泉だと思います!

 

 

温泉好きはぜひ立ち寄ってほしい温泉です。

 

然別峡 かんの温泉は源泉がたくさんの宿!

 

然別峡かんの温泉は、

100余年の歴史ある名湯です。

 

 

源泉100%かけ流しの温泉で、

13の源泉を利用し、11の湯舟があります!

 

然別峡かんの温泉 基本情報

 

所在地:〒081-0344 北海道河東郡鹿追町字然別国有林145林班

 

 

TEL:予約 050-5319-4068 問合せ 050-5319-6223

公式HP:https://www.kanno-onsen.com/

 

車でのアクセス

道東自動車道十勝清水ICで下車。

十勝清水ICから車で1時間

公共交通機関でのアクセス

JR新得駅またはJR清水駅からタクシーで約1時間

宿泊プランの場合は、送迎付きプランもあります。

 

 

 

日帰り温泉

営業時間:12:00~18:00(受付17:00まで)

定休日:夏季 火曜 冬期火曜・水曜

料金;入浴料 大人650円、中学生300円、小学生200円、幼児無料
※幾稲鳴滝の湯(貸切露天風呂)は別途千円

 

※幾稲鳴滝の湯(貸切露天風呂)は1日3組 12時、13時、14時のいずれか
予約は行っていないので、フロントで問い合わせ

 

※イコロポッカの湯は15時までに入場

 

 

めざせ全制覇!?それぞれ特徴的な11のお風呂

かんの温泉のお風呂は、

加温も加水もしていない、源泉100%のお風呂です。

 

 

泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉で、

神経痛、筋肉痛、疲労回復など多くの効能があるとされています。

 

 

アイヌ語などで名前がつけられた11の湯舟は、

それぞれ特徴的です。

 

11の湯舟のうち、

9つはウヌカルイナンクルの2つに分かれており、

男女日替わり制となっています。

夜の8時に入れ替わるので、

入ろうと思えばその日のうちに両方のお風呂に入れますよ。

 

ウヌカルとは、アイヌ語で「出会う」を意味しており、

・ウヌカルアンナーの湯

・ウヌカルアンノーの湯

・波切(なみきり)の湯

・シロカニペ(銀の滴)の湯

・コンカニペ(金の滴)の湯

の5つの浴槽があります。

 

 

イナンクルとは、アイヌ語で「幸せ」を意味しており、

・イナンクルアンナーの湯

・イナンクルアンノーの湯

・春鹿呼(しゅんろくこ)の湯

・秋鹿鳴(しゅんろくめい)の湯

の4つの浴槽があります。

 

 

そしてあと2つは、

宿泊こもれび荘にあるイコロポッカの湯と、

滝の近くにある貸切露天風呂

幾稲鳴滝(いねなるたき)の湯です。

 

 

中でも私が印象的だったのは、

イコロポッカの湯

このお風呂は、足元から温泉が湧き出ています。

 

 

足元から温泉が湧き出るお風呂は初めてだったので、

とても不思議な感じがしておもしろかったです!

 

 

 

実はこのイコロポッカの湯、

平成28年の台風10号で

一度土砂に埋まってしまいました。

 

 

私が行ったのはその台風の後、

お風呂は入れますが周囲は修復中で、

周りに透明なビニールシートがかかっているときだったので、

より記憶に残っています。

 

 

今は防災対策もされ、

完全復活しているようなので、

もう1度行きたいです♪

 

 

 

せっかく11もお風呂があったら、

全部入りたくなりますよね!

 

 

着いたときがウヌカルのお風呂の時間帯であれば

まずウヌカルのお風呂に入り、

時間で入れ替わったら

イナンクルと同じ時間帯で入れるイコロポッカの湯

翌朝にイナンクルのお風呂に行くと無理なく入れるのではないかと思います!

 

 

着いた時がイナンクルのお風呂の場合は、

まずイナンクルのお風呂に入り、

休憩がてら移動してイコロポッカの湯

翌朝にウヌカルのお風呂へ行くと

ゆとりをもって回れると思います。

 

 

 

 

 

お風呂がたくさんあるので、

ここを訪れるときは、

宿を目的として過ごす旅行プランをおすすめします!

ぜひ全部のお風呂を制覇してみて下さい♪

 

 

湯めぐりができる!ぬかびら源泉郷

最後に紹介するのは、ぬかびら源泉郷です。

こちらは宿ではなく、温泉街の紹介になります。

 

 

こちらには、泊まった宿以外の、温泉街の湯めぐりができる

湯めぐり手形があるんです。

 

 

温泉街の他の宿のお風呂にも入れるのは嬉しいですよね!

宿ごとに温泉の雰囲気も違うので、

とても楽しかったですよ♪

 

 

いろいろなお風呂に入って

ぬかびら源泉郷を楽しみつくしましょう♪

 

 

ぬかびら源泉郷 基本情報

 

所在地:〒080-1403 北海道河東郡上士幌町字ぬかびら源泉郷

 

車でのアクセス

道東道音更ICで下車後、45分
または、道央道上川層雲峡IC下車後、国道273号を80分

 

公共交通機関でのアクセス

JR帯広駅よりバス利用
十勝バス 糠平線51番に乗車し、糠平中央公園前で下車

 

湯めぐり手形について

手形1枚につき3件のお風呂が利用できます。

手形は1枚1,200円です。

各宿で購入できます。

有効期限はありません。

 

湯めぐり手形で入れる宿

中村屋、元祖湯元館、糠平館観光ホテル、糠平温泉ホテル、ペンション森のふくろう、
山の旅籠 山湖荘、ひがし大雪ぬかびらユースホステル、幌加温泉湯元鹿の宿

 

私は山湖荘に宿泊し、

糠平館観光ホテルのお風呂へ入りに行きました。

 

その時は時間の都合上1か所しか行けなかったのですが、

近くて歩いてすぐでした!

 

 

温泉宿に泊まりながら別の宿の温泉にも入れるのが

とても楽しいですよ♪

 

 

ぬかびら源泉郷とは?

ぬかびら源泉郷は、大正8年に発見された温泉地です。

 

 

温泉の泉質は、ナトリウム・塩化物−炭酸水素塩泉(重曹泉)で、

肌が滑らかになります。

神経痛や胃腸病に効能があるとされています。

 

 

すべての宿で源泉かけ流しの温泉が楽しめるこの温泉街。

源泉の温度が50~60度と高めなため、加水しているところはありますが、

温泉を循環しているところはありません。

 

 

おまけ ぬかびら温泉にいったらタウシュベツ川橋梁もみるべき!

 

ここからは温泉とは関係ありませんが、

糠平温泉近くの観光スポットについて紹介します!

 

 

タウシュベツ川橋梁は、旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群の中で

一番代表的な橋です。

 

 

この橋は、湖の水位の増減によって、

見える時期と見えない時期があります。

季節によって見え隠れするアーチ橋はここだけで、

幻の橋とも呼ばれているんです!

 

 

 

しかし、水没を繰り返したり、

凍結と融解を繰り返したりすることから、

橋自体の損傷が激しく、いつ倒壊するかわかりません。

 

 

北海道遺産に登録されており、補修を望む声も上がっているようですが、

財政面より補修などはされず、そのままの状態です。

 

 

ぬかびら温泉に行ったときは、

このいつまで見られるかわからない幻の橋を

ぜひ見てみてほしいと思います。

 

 

ひがし大雪自然ガイドセンター

タウシュベツ川橋梁について詳しく知ることができるので、

興味があれば立ち寄ってみて下さい。

 

 

ひがし大雪ガイドセンターで

タウシュベツ川橋梁のことを詳しく知ってから

橋を見て、

何とも言えない切ない気持ちになりました。

 

 

私が行ったときは水がほとんどなく、全体が見えました。

倒壊する前に、湖面に映るタウシュベツ川橋梁の姿も

見てみたいと思います。

 

 

ちなみに、このひがし大雪自然ガイドセンターでは、

タウシュベツ橋ツアーなどもやっており、橋の近くまで行けるので

近くで見たい方にはそちらもおすすめです。

 

 

タウシュベツ川橋梁
〒080-1403 北海道河東郡上士幌町字ぬかびら源泉郷

ひがし大雪自然ガイドセンター
〒080-1403 北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷北区44-3 糠平温泉文化ホール内
TEL/FAX 01564-4-2261
HP:http://www.guidecentre.jp/

 

 

 

 

 

まとめ

十勝の秘湯3か所

 

・山の宿 野中温泉

・然別峡かんの温泉

・糠平温泉郷

 

についてまとめてみました。

気になる温泉は見つかりましたか?

 

 

個人的にインパクトが一番強かったのは、

やはり野中温泉

なにせ温泉が濃い!という感じがすごいです。

 

 

どこも素敵な温泉ばかりなので、

ぜひ一度足を運んでみて下さいね。

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