春巻きが冷めてしまったら、できるだけ“揚げたてのサクサク食感”を取り戻したいですよね。しかし、電子レンジで温めるとベチャッとしてしまったり、トースターでは焦げてしまったりと、うまく温めるのが難しいことも。
そこで本記事では、電子レンジ・オーブントースター・フライパン・ノンフライヤー・バルミューダ・魚焼きグリルなど、さまざまな器具を使って春巻きを美味しく温め直す方法をご紹介します。それぞれの特性を活かしながら、より美味しく仕上げるためのコツも詳しく解説します。
目次
スポンサーリンク
1. 電子レンジで温め直すコツ
電子レンジは手軽ですが、加熱ムラや水分がこもることで皮がしんなりしてしまうことがあります。そこで以下の方法を試してみましょう。
方法
- クッキングシートの上に春巻きを並べる
- ラップをせずに600Wで30秒ずつ温める
- 1〜2本ずつ温めるとムラが少なくなる
- 温めた後にトースターで1〜2分焼くとカリッと仕上がる
- 余分な水分を飛ばすため、少し扉を開けて蒸気を逃がす
- 温め時間は春巻きの大きさや厚さによって調整する
2. オーブントースターでの温め直し
オーブントースターを使うと、春巻きの表面をパリッと仕上げることができます。
方法
- 予熱は不要
- 天板にアルミホイルを敷き、春巻きを並べる
- 200℃で5〜6分加熱し、途中で一度裏返す
- 皮に少量の油を塗るとよりカリッと仕上がる
- 春巻き同士がくっつかないように間隔を空けて並べる
- 途中でトースターの扉を開けて蒸気を逃がすとパリッとする
3. フライパンでパリパリに復活
フライパンを使えば、少量の油で揚げ直しのような仕上がりに。
方法
- フライパンに大さじ1の油を熱する
- 春巻きを中火で両面がきつね色になるまで焼く
- フタをせずに焼くことで水分を飛ばす
- 皮に薄く水溶き片栗粉を塗るとさらにパリッとする
- 途中で火加減を調整しながら焦げないようにする
- キッチンペーパーで余分な油を取りながら仕上げる
4. ノンフライヤーで揚げたて食感を再現
油を使わずにカリカリに仕上げたいなら、ノンフライヤーが便利です。
方法
- 180℃に設定し、5〜6分加熱
- 春巻きを重ならないように並べる
- 加熱前に少量の油をスプレーするとよりカリッと仕上がる
- 途中で裏返すと均等に熱が入る
- 温めた後、余熱で1分ほど放置すると余分な水分が飛びやすい
5. バルミューダでスチーム加熱
スチーム効果を活かしながら、外はサクサク・中はジューシーに仕上げられます。
方法
- トーストモードまたはリベイクモードで5〜7分加熱
- 途中で上下を入れ替えると均一に温まる
- 皮に霧吹きで少量の水を吹きかけるとカリッとしやすい
- 温める前にトースター内を少し温めると、より均等に仕上がる
6. 魚焼きグリルで高温焼き
魚焼きグリルなら短時間でパリッと仕上げることができます。
方法
- グリルを2〜3分予熱する
- 中火で両面を2〜3分ずつ焼く
- 焦げやすいのでこまめに様子を見る
- グリルの網にくっつかないよう、少量の油を塗る
- 途中で網を少しずらして均等に火が入るよう調整する
7. 春巻きの冷凍保存と解凍方法
冷凍春巻きを美味しく食べるためのポイントも押さえておきましょう。
冷凍方法
- 1本ずつラップで包み、ジップ付き袋に入れて保存
- 冷凍前に粗熱をしっかり取る
- 2〜3週間以内に食べるのが理想
- 冷凍前に少量の油を塗っておくと解凍後もパリッとしやすい
再加熱方法
- 凍ったままオーブントースターやノンフライヤーで加熱
- 160〜170℃で5〜7分加熱後、200℃で1〜2分仕上げ焼き
- 厚めの具材入りなら途中で裏返す
- 一度電子レンジで30秒ほど温めてからトースターで焼くと均等に温まる
まとめ
冷めた春巻きを再加熱するには、器具の特性を活かして適切な方法を選ぶことが大切です。電子レンジで温めるだけではなく、トースターやフライパンを組み合わせることで、よりおいしく仕上がります。
それぞれの方法には異なる特徴があるので、ご家庭の状況に応じてベストな方法を試してみてください。適切な方法で温め直せば、春巻きをいつでも美味しく楽しめます!