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冷蔵庫の電気代を節約する方法|今日からできる簡単テクニック

家庭で常に稼働している家電といえば冷蔵庫。電源を切ることはできないため、「電気代が高いのでは?」と気になる方も多いのではないでしょうか。実際、家庭の電気代の中で冷蔵庫が占める割合は約14%ともいわれています。この記事では、誰でもすぐに実践できる冷蔵庫の電気代節約術を詳しく解説します。

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冷蔵庫の電気代はどれくらい?

まずは冷蔵庫がどれほど電気を使っているのかを確認してみましょう。一般的な400Lクラスの冷蔵庫では、年間消費電力量は250~300kWh程度。電気料金を1kWh=31円で計算すると、年間で約7,500~9,300円ほどかかります。家族が多い家庭や大型タイプを使っている場合は、さらに電気代が高くなる可能性があります。

冷蔵庫の電気代を節約する5つの方法

1. 冷蔵庫の設置場所を見直す

冷蔵庫は周囲の温度に影響を受けやすい家電です。壁や家具にぴったりくっつけて設置すると放熱がうまくできず、余計な電力を消費してしまいます。側面・背面は5cm以上、上部は10cm以上のスペースを空けるのが理想です。また、直射日光の当たる場所やガスコンロの近くは避けましょう。

2. 詰め込みすぎない&空っぽにしすぎない

冷蔵庫の中身は、詰め込みすぎても空っぽすぎても効率が悪くなります。冷蔵室は7割程度に抑え、冷凍室はできるだけ詰めた方が効率的です。冷凍食品や氷を多めに入れておくことで、扉を開けたときの温度変化が少なくなり、省エネにつながります。

3. 扉の開閉回数を減らす

扉を開けるたびに冷気が逃げ、庫内温度が上がります。その結果、再び冷やすために余分な電力を消費することになります。まとめて取り出す習慣をつけたり、どこに何があるかを把握しておくと無駄な開閉を減らせます。ドアポケットに使用頻度の高い調味料を入れておくのもおすすめです。

4. 設定温度を調整する

冷蔵庫には「強・中・弱」などの温度設定があります。夏場以外は「中」や「弱」に設定しても十分冷えます。例えば冬場に「強」にしていると、必要以上に電力を消費するため、季節に応じて見直すだけで節約効果があります。

5. 定期的なお手入れをする

冷蔵庫の背面や底面には放熱用のフィンがあります。ホコリがたまると冷却効率が落ち、電気代が増える原因になります。半年に一度は掃除機でホコリを吸い取って清潔に保ちましょう。また、ドアパッキンの劣化も冷気漏れの原因になるため、隙間ができていないか定期的にチェックしてください。

冷蔵庫の買い替えも節約の一つ

古い冷蔵庫を使い続けていると、省エネ性能が低いため電気代が高くなりがちです。10年以上前のモデルと最新機種を比べると、年間で5,000円以上の差が出ることも珍しくありません。買い替えには初期費用がかかりますが、長期的に見ると節約につながります。

まとめ:冷蔵庫はちょっとした工夫で電気代を抑えられる

冷蔵庫の電気代は毎日の積み重ねで大きな差になります。設置場所を工夫する、開閉を減らす、温度設定を調整するなど、どれも簡単にできる方法ばかりです。さらに古い冷蔵庫を最新の省エネタイプに買い替えれば、年間数千円単位の節約も可能です。ぜひ今日から試して、無理なく光熱費を抑えていきましょう。

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