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「行きづらい」と「行きずらい」どっちが正しい?詳しく解説

日常生活やSNSで「行きずらい」という表現を目にしたことはありませんか?一見正しそうに見えるこの表現ですが、実は誤用です。正しくは「行きづらい」と書きます。しかし、この二つの表現が混同されやすいのにはいくつか理由があり、正しい使い方を知ることが大切です。では、なぜ「行きずらい」は誤用なのか、そして「行きづらい」を正しく使うにはどうしたらいいのか、詳しく解説していきます。

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「行きづらい」と「行きずらい」の違い

「行きづらい」という言葉は、「行くのが難しい」や「行くことに抵抗感がある」といった心理的・物理的な困難さを表す表現です。この「づらい」は動詞の連用形に接続して、「~しにくい」「~するのが困難だ」という意味を持つ助動詞です。

  • 「駅までの道が工事中で行きづらい。」
  • 「苦い思い出があり、あの場所には行きづらい。」

一方、「行きずらい」という表現は誤りです。「づらい」と「ずらい」の混同によって生まれた誤用であり、正しい日本語としては使われません。「づらい」は、困難さや抵抗感を表すために用いられますが、「ずらい」という言葉は正しい用法として存在していません。この違いを理解しておくことが、正しい日本語を使う第一歩となります。

なぜ「行きずらい」と誤用されるのか?

「行きずらい」という誤用が生じる理由はいくつかあります。その代表的な理由を見てみましょう。

  1. 発音の影響 日本語の発音において、「ず」と「づ」はほとんど同じ音で発音されるため、書き間違いが起こりやすいのです。特に会話の中ではこの二つの音の区別が曖昧になりやすく、それが誤用につながっています。さらに、地方によっては発音に差があり、その影響を受けることもあります。
  2. 「ずるい」との混同 日本語には「ずるい」という言葉が存在しますが、これが影響して「行きづらい」を「行きずらい」と誤って認識してしまう場合があります。似た響きを持つ言葉に引きずられてしまうのですね。また、「ずるい」という言葉は日常的によく使われるため、知らず知らずのうちに混同してしまうケースもあります。
  3. 耳で覚えた言葉の影響 学校や職場、家庭内で周囲の人が「行きずらい」と発音しているのを聞いて、そのまま覚えてしまうことも一因です。耳で聞いただけでは「づ」と「ず」の違いが判別しにくいため、誤用が定着しやすくなってしまいます。また、SNSやインターネット上で誤った表現が拡散されやすい現代では、目にした表現をそのまま使ってしまうケースも少なくありません。

「行きづらい」を正しく使おう

正しく「行きづらい」を使うためには、具体的な例文を覚えておくことが役立ちます。さまざまなシチュエーションにおける正しい用例を確認してみましょう。

正しい例文

  • 「混雑した電車では、ベビーカーを持って乗るのが行きづらい。」
  • 「親友と喧嘩してしまい、学校に行きづらい。」
  • 「知らない土地で一人きりだと、お店に入るのも行きづらい。」
  • 「体調が悪くて、今日は会社に行きづらい。」
  • 「あの上司にまた怒られるかもしれないと思うと、職場に行きづらい。」

このように「行きづらい」は、心理的な障壁や状況的な困難さを表現する際に使われる言葉です。実際のシチュエーションを思い浮かべながら使うと、より自然に覚えられるでしょう。

「づらい」を使った他の表現

「づらい」は「行きづらい」だけではなく、さまざまな動詞と組み合わせて使われます。いくつかの例を見てみましょう。

  • 話しづらい:話すことが難しい、または話すのに抵抗がある。
    • 例:「初対面の人とは話しづらい。」
  • 聞きづらい:聞くことが困難である、または聞くのに抵抗がある。
    • 例:「大事なことなのに、上司には聞きづらい。」
  • 見づらい:見ることが難しい、または見えにくい。
    • 例:「この部屋は暗くて文字が見づらい。」
  • 歩きづらい:歩行が困難である、または不便さを感じる。
    • 例:「雪が積もっていて道が歩きづらい。」
  • 選びづらい:何かを選択することが困難である。
    • 例:「メニューが豊富すぎて、どれを選ぶか選びづらい。」

このように、「づらい」は日常生活でよく使われる表現なので、意識して使うようにしましょう。

おわりに

「行きづらい」と「行きずらい」の違いを理解すると、日本語表現がさらに豊かになります。「行きづらい」は「行くことが難しい」という意味で使われる正しい表現です。誤用に気をつけながら、正しい日本語を意識して使うことで、より洗練された文章を書くことができます。

言葉を正しく使うことは、コミュニケーションの質を向上させるだけでなく、あなたの表現力を高めるためにも重要です。今日からさっそく「行きづらい」を正しく使ってみましょう!正しい表現を意識して使うことで、あなたの言葉がより相手に伝わりやすくなります。

したっけ♪

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