最近は「肌色」という絵具が売られていませんよね。
でも実は、肌色を表現することは意外と簡単なんです。
この記事では、絵の具を使って肌色を作る方法を紹介します。
肌色を作るために必要な色
肌色を作るためには、基本的に3色の絵の具があれば十分です。
必要な色は「赤・黄・白」です。
混ぜる順番としては、
①赤と黄を混ぜてオレンジ色を作成
②オレンジに白を加えて明るさを調整
これが基本の配合となります。
この基本の配合で、日本人の肌色に近い色ができます。
割合で言うと、「赤1:黄1:白4」が一般的です。
ちなみにですが・・・
黄色を多めに加えるとより黄色味が強く、
赤を多めに加えると健康的な血色感が出ます。
その他の組み合わせ
他にも、いくつかの色の組み合わせで肌色を作ることができます。
赤・黄・青
こんな原色3色で!?と思うかもしれませんが、これでもできます。
青を少し加えることで、肌の透明感が増します。
色白の肌を描きたいときなんかにはよいでしょう♪
茶・白・赤
茶色を使うと、より深い色合いの肌色を作ることができます。
これらの組み合わせを使うことで、自分好みの肌色を表現できます。
上記の基本の配合で思うような肌色が作れなかった時には、
ぜひこの2つの組み合わせも試してみてくださいね♪
重ね塗り(重色)での肌色の作り方
色を重ねて塗る「重色」も試してみましょう。
重色は、透明水彩絵の具で特に効果的です。
①光の当たる部分を白く残す
②影の部分に青や紫を塗る
③光の当たる部分に黄色を加える
④血色の良い部分に赤を塗る
このようにして、リアルで立体感のある肌色を作ることができます。
市販の肌色絵の具
肌色の絵の具を自分で混ぜるのが難しい場合、
市販の肌色絵の具を利用するのも手です。
例えば、「ぺんてる」の「ペールオレンジ」や「サクラクレパス」の「うすだいだい」は、
昔の「肌色」と同じ色です。
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また、透明水彩絵の具の「ホルベイン」の「ジョーンブリヤン」も肌色に近い色として人気です。
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まとめ
この記事でご紹介した基本の配合を覚えてしまうと、肌色を作るのは簡単です。
基本の3色「赤・黄・白」を使って、自分好みの肌色を作りましょう。
市販の肌色絵の具も活用することで、より手軽に表現できます。
個人的には、「肌色」と言わなくなったことに、
時代の流れを感じてしまいました。笑
感じましたよ。笑
話は逸れましたが、ぜひ色々な方法を試して、
自分のイメージに合った肌色を見つけてくださいね。
したっけ♪