コンセントやプラグは日常的に使用するものですが、
その詳細についてはあまり知られていないことが多いでしょう。
本記事では、
・コンセントやプラグの種類
・交換方法、費用
などについて詳しく解説します。
修理や交換に関する情報も含めているので、ぜひ参考にしてください。
コンセントとプラグの違いとは?
まず、コンセントとプラグの違いを説明します。
コンセントは壁に埋め込まれている差し込み口を指し、
プラグは電源コードの先端にある突起部分を指します。
つまり、「コンセントを挿す」という表現は誤りで、「プラグを挿す」が正しい表現です。
コンセントとプラグの種類
一般的なコンセントとプラグの形状には、A型、B型、C型などさまざまな種類があります。
日本ではA型が一般的ですが、国や地域によって使用される形状が異なるため、
旅行や引越しの際には注意が必要です。
各国の主なコンセントタイプ:
- 日本: A型
- シンガポール:BF型
- オーストラリア:O型
- 韓国: C型・SE型
- 台湾: A型・O型
- 中国: A型・B型・B3型・BF型・C型・O型・SE型
- アメリカ:A型
などなど・・・
また、国によって電圧も異なるため、
日本の電化製品をそのまま使用するのは避けた方が良い場合があります。
必要に応じて変圧器を用意しましょう。
コンセントとプラグの豆知識
コンセントの左右の差し込み口の大きさが異なる
コンセントの左右の差し込み口の大きさが異なること、知っていましたか??
左が9mm、右が7mmとなっているんです。
左が「ホット」などと呼ばれ、電流を送り込む、
右が「コールド」などと呼ばれ、電流を逃す
とそれぞれ役割が異なっています。
プラグの先端に小さな穴が開いている理由
プラグの先端には、小さな穴が開いていますよね。
これは実は、コンセントに挿したプラグが簡単に抜けてしまわないようにするためにあります。
というのも、コンセントの差し込み口の奥に小さな突起があり、
その突起にプラグの穴が引っかかることによって
簡単に抜けないようになっているんです。
これらの豆知識も覚えておくと便利です。
コンセントの修理や交換、増設は可能か?
軽微な工事であれば自分で行うことができますが、
多くの場合、電気工事士の資格が必要です。
特に、配線に関する工事や電圧が高い部分の作業は専門家に依頼するのが安全です。
コンセントの交換や増設にかかる費用
コンセントの交換費用は1箇所あたり約3,500円から、
増設の場合は5,000〜30,000円程度が目安です。
費用は業者や条件によって異なるため、
複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。
コンセントの交換時期の見極め
コンセントに
・破損やひび割れがある場合、
・熱を持つ場合
・カバー部分に変色や変形が見られる場合
などは、早急に交換が必要です。
これらのサインを見逃さないようにしましょう!
コンセントカバーの交換はDIY可能
コンセントカバーの交換は、DIYで行うことが可能です。
マイナスドライバーを使用して簡単に交換できますが、
安全のためにブレーカーを落として作業を行いましょう。
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こんなカバーなら簡単におしゃれなものにかえられそうですね♪
まとめ
この記事では、
コンセントとプラグの基本的な違い、種類、交換方法、費用についてまとめました。
特に、交換が必要なサインを見逃さないことが重要です。
安全に使用するためには、専門家に依頼することをおすすめします。
安心・安全な電化製品の利用を心がけてくださいね♪
(参考文献) 経済産業省_電気工事士等資格が不要な「軽微な工事」 https://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/electric/files/1-3keibi.pdf